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ガチョウと黄金の卵

最近、河合隼雄先生が書かれた「ケルトを巡る旅」という本を読みました。

ケルトの神話などが取り上げられて面白く描かれていてとても興味深いです。


Act(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の中でもいろんなたとえ話(メタファー)を使いながら心理療法を展開される専門家もいらっしゃるので、今更ながら童話などをあらためて読んでみたいという気持ちになりました。


そして読んだのが、イソップ童話です。

特に「ガチョウと黄金の卵」のお話は最近の世情とも絡みとても考えさせられました。


〜Wikipediaより

ある日農夫は飼っているガチョウが黄金の卵を産んでいるのを見つけて驚く。それからもガチョウは1日に1個ずつ黄金の卵を産み、卵を売った農夫は金持ちになった。しかし農夫は1日1個しか卵を産まないガチョウに物足りなさを感じ、きっとガチョウの腹の中には金塊が詰まっているに違いないと考えるようになる。そして欲を出した農夫はガチョウの腹を切り裂いた。ところが腹の中に金塊などなく、その上ガチョウまで死なせてしまった。

教訓

欲張りすぎて一度に大きな利益を得ようとすると、その利益を生み出す資源まで失ってしまうことがある。利益を生み出す資源をも考慮に入れる事により、長期的に大きな利益を得ることができる。


生み出す資源の成り立ちや性質・仕組みを勉強し、再現したり、取り入れていくことは大切ですが、資源そのものを理不尽に扱い、結果資源そのものに大きなダメージを与えることは本当に残念な事です。 




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